フリーランスエンジニアになるには?仕事内容・年収・案件獲得方法を解説!

転職エージェント
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現在、会社員のエンジニアとして働かれている方は、副業や独立をするタイミングを伺っている方が多いかと思います。

最近では、クラウドソーシングやフリーエンジニア専門エージェントなどのインフラが整ってきているので、独立するチャンスはかなり広がってきていると感じます。

この記事では、フリーランスエンジニアになるために必要な準備や仕事内容、仕事を獲得する方法についてご紹介します。

フリーエンジニアの仕事内容

一口にエンジニアといっても、Webアプリやスマホアプリを開発するアプリケーションエンジニアや、LPやコーポレートサイト制作を手がけるフロントエンドエンジニア、サーバーやネットワークの設計・構築を手掛けるエンジニアなど幅広い職種があります。

エンジニア(会社員)としての実務経験が3年以上ある方は、フリーランスとして独立することによって年収が2倍近くに伸びるケースが多いです。

【職種別】フリーエンジニアの平均年収

セキュリティエンジニア 600万円
インフラエンジニア 720万円
ネットワークエンジニア 750万円
wordpressエンジニア 756万円
データベースエンジニア 780万円
システムエンジニア 860万円
フロントエンドエンジニア 876万円
PM・PMO 900万円
AIエンジニア 948万円
iosエンジニア 936万円

その中でも、最近特に独立しやすい職種がWordPressエンジニアです。

WordPressエンジニアは求人需要が高いうえ、リモートOKな案件が多いのでフリーランスに人気です。

また、フリーエンジニア専門エージェントをのぞくと、最も高単価な求人が出ているのはWebアプリケーションエンジニアです。

最近盛り上がりを見せているスタートアップや大企業の新規事業を見てみると、どれも大規模なシステムやアプリケーションを絡めたビジネスモデルになっているので、JavaやC、Rubyといったプログラミング言語を扱えるエンジニアへのニーズが高まっています。

フリーエンジニアの仕事内容や単価が気になる方は、ぜひフリーランス専門エージェントやクラウドソーシングの求人をのぞいて見てください。

フリーエンジニアの平均年収

フリーランスエンジニアの年齢別平均年収は以下の通りです。

年齢 フリーランス 正社員
25~29歳 696万円 378万円
30~34歳 780万円 475万円
35~39歳 816万円 572万円
40~44歳 840万円 635万円
45~49歳 876万円 670万円
50~54歳 660万円 690万円
55~59歳 600万円 684万円
参照:厚生労働省ホームページ(労働統計要覧より)

ご覧の通り、若いうちにフリーランスエンジニアとして独立すると、正社員の平均年収の2倍近い年収を稼ぐことができます。

特に最近では、AIを絡めたビジネスが盛り上がりを見せているので、機械学習や人口知能の開発を行えるPythonエンジニアの年収がかなり上昇しています。

【言語別】フリーエンジニアの年収
言語 平均年収 最高年収
PHP 720万円 960万円
VBA 720万円 890万円
JavaScript 800万円 1640万円
C# 828万円 1010万円
Unity 840万円 1020万円
Java 852万円 960万円
Swift 900万円 1680万円
Python 924万円 1380万円
Ruby 960万円 1290万円
SAP 1080万円 1500万円

ちなみに、フリーランス白書の調査によると、IT系フリーランスの平均年収は300万〜500万円が最も多いレンジとなっています。

このデータをみると、フリーエンジニアはフリーランスの中では比較的年収が高く、正社員の時よりも独立したあとの方が年収が高くなる傾向にあります。

未経験からプログラミングスキルを習得する方法

この章では、エンジニアとしての実務経験がゼロの状態から、フリーランスを目指す方法について解説します。

現在会社員の方であれば、以下の3つのステップでプログラミングスキルを習得し、独立を目指されることをおすすめします。

独立までの3つのステップ

1 独学(Progate)でプログラミングの基礎を学ぶ
2 転職保証付きスクールを受講して転職
3 会社員(Web制作会社・事業会社)として働いて実務経験を積む

それでは、順に見ていきましょう。

独学(Progate)でプログラミングの基礎を学ぶ

独学でプログラミングを学ぶなら、『Progate』がおすすめです。

Progateは、ブラウザ上で実際にコードを書きながら、プログラミングを独学できるオンライン学習サービスです。

月々たった980円で、HTML・CSS・JQuery・PHP・SQL・Ruby・Python等の言語を学ぶことができます。

プログラミングに関する参考書は相場で1500円以上するので、本1冊買うよりも安くプログラミングを学ぶことができますね。

Progateのカリキュラムは、図やイラストを多く使用したスライド形式となっており、初心者の方でも理解しやすいです。

過去に参考書で独学して挫折してしまった経験がある方にもおすすめです。

Twitter上でハッシュタグ「Progate」と検索すると、学習の進捗を報告しているユーザーが多くいるので、そういった方々と繋がって勉強会や作業会をするのもおすすめです。

転職保証付きスクールを受講して転職

前述のProgateでプログラミングの基礎を学んだ後は、未経験OKな求人を多く保有している転職保証付きのスクールを受講して、エンジニアとして転職を目指されることをおすすめします。

エンジニアとしての実務経験がない方は、エンジニア専門の転職エージェントを活用するよりも、転職保証付きのスクールを経由した方が圧倒的に転職成功率が高いです。

転職保証付きのプログラミングスクールとしては、オンライン完結型の『TechAcademy Pro』がおすすめです。

TechAcademy Proは、12週間で東京のIT企業へエンジニアとして転職を目指すコースであり、受講終了後に転職が決まらなければ、受講料を全額返金してもらえます。

TechAcademyの口コミ・評判はこちらTechAcademyの評判は?料金・各コースの口コミを調査!」を参考にして下さい。

・オンラインスクールとしては業界No1の実績と知名度
・メンターに随時質問可能
・万が一内定が出ない場合受講料全額返金
以下の表に、主要なプログラミングスクールの特徴や評判をまとめてみましたので、スクール選びで悩んでいる方は是非参考にしてみて下さい。

転職成功率が高いスクール5選

テックキャンプ 評判 通学型
DMM WEBCAMP 評判 通学型
DIVE INTO CODE 評判 通学制・オンライン
CodeCamp 評判 オンライン
TechAcademy 評判 オンライン

会社員(Web制作会社・事業会社)として働いて実務経験を積む

前述のプログラミングスクールで学習した後、いきなりフリーランスとして働きはじめる方を多く見かけますが、個人的にはオススメしません。

なぜなら、フリーランスとして働くより、Web制作会社や事業会社に転職し、規模が大きい実案件に触れながら、先輩社員にフィードバックをもらいながら働く方が成長スピードが早いからです。

また、スキルが低い状態でフリーランスになると、クラウドソーシング等で低単価な案件は受注できるかもしれませんが、フリーエンジニア専門エージェントが保有しているような高単価案件は受注できません。

ですので、「フリーランスとして独立したもののジリ貧だな・・」と感じている方は、『マイナビ IT AGENT』などのエンジニアの転職サポートに強いエージェントを活用し、転職先で実務経験を3年以上積んでから独立することをオススメします。

転職エージェントについてはこちらの記事「最新!IT業界に強いおすすめ転職エージェントを厳選して10社ご紹介!」を参考にして下さい。

フリーエンジニアが案件を獲得する方法

フリーエンジニアが案件を獲得する方法は以下の通りです。

案件を獲得する方法

1 フリーエンジニア専門エージェントを利用する
2 見込み客に直営業をする
3 ブログ・SNSで仕事を獲得する

フリーエンジニア専門エージェントを利用する

フリーエンジニアにとって、営業工数をかけず、かつ安定して仕事を獲得するには、フリーエンジニア専門エージェントに登録することが最も有効です。

フリーエンジニアとして廃業する方のほとんどがエージェントや代理店を利用せず、自分で企業に営業しているというデータがあるので、息の長いフリーエンジニアになるためには積極的にエージェントを利用することをおすすめします。

次の章で、フリーエンジニアにおすすめのエージェントを2社ご紹介します。

ギークスジョブ(常駐案件メイン)

運営会社: ギークス株式会社
対象 :エンジニア・デザイナー・ディレクター・PM
最高単価 :100万円/月

サポート内容: 勉強会・セミナー・確定申告のサポート・副業支援など

「ギークスジョブ」は、ギークス株式会社が運営するフリーエンジニア専門のエージェントです。

業界実績15年、登録エンジニア数は12,000名いる業界最大手のエージェントです。

常時6,000件以上の案件を保有しており、稼働中のエンジニアの85%が年収850万円以上を実現しています。

他社と比べると、アフターサポートがとても充実していて、フリーランス1名につき3名(営業、カウンセリング、サポート)の専任担当がつきます。

専任担当は、案件が途切れないよう手厚くサポートしてくれるので、安心して仕事に取り組むことができます。

経験が浅いフリーエンジニアをサポートする体制も整っていて、書類作成や確定申告のサポート、キャリア相談まで行ってくれます。

・業界実績15年、登録エンジニア数は12,000名
・会社員並の福利厚生サービスが受けられる
・エンジニア1人に対して3人のサポーターがつく
・勉強会、懇親会を開催している

ITプロパートナーズ(リモート案件メイン)

運営会社 :株式会社Hajimari
対象: エンジニア・デザイナー・マーケター・ディレクター
最高単価 :100万円/月
サポート内容 :福利厚生・確定申告サポート・賠償責任保証

前述のギークスジョブは週5常駐案件がメインですが、『ITプロパートナーズ』はリモートワーク可・週3からでも稼働できる案件が非常に多いです。

また、エンド直の案件が多いので、中間マージンがなく高単価な案件を豊富に揃えています。

紹介可能都市に関しては、東京・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府・京都府・兵庫県・奈良県と幅広く、関西圏在住のフリーランスにも対応しています。

・エンド直の案件が多く高単価
・週2〜3日OK、リモートワークOKな案件が豊富
・関西在住のフリーランスにも案件紹介可能

見込み客に直営業をする

前述のエージェントに手数料(約10%〜20%)を取られるのがもったいないと思われる方は、企業に直営業するのがおすすめです。

もし営業する場合は、仕事の発生源(エンドクライアント)となる企業よりも、仕事のハブになっているWeb制作会社や、SEO会社、広告代理店などに営業することをおすすめします。

なぜなら、エンジニアに仕事を発注したいと考えている企業(エンドクライアント)をタイミングよく見つけるのは難しいですが、仕事のハブになっている制作会社や広告代理店は常に案件を抱えています。

こういった企業に絞って営業することで、少ない営業工数で安定して案件を獲得することができます。

Wantedly』などで、「地域名 + エンジニア + 業務委託」で検索すると、ハブになっている企業の求人情報がたくさんヒットするのでおすすめです。

ブログ・SNSで仕事を獲得する

自分のブログやポートフォリオサイトが、SNSや検索流入で見込客の目にとまると、仕事を依頼してもらえることがあります。

以上、フリーランスエンジニアになるための準備や仕事を獲得する方法についてご紹介しました!

エージェント選びで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

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