Webデザインを学びたい方におすすめのスクール・教室10選！

スクールに通いながらWebデザインを学びたいと思っているけど、「何を基準にスクールを選ぶべきか分からない・・」と悩んでいる方は多いと思います。

そこでこの記事では、

そもそもWebデザイナーになるためには何を学べばいいの？

何を基準にスクールを選べばいいの？

などの点に留意しながら、知名度や実績があるWebデザインスクールを厳選して10社ご紹介します。

Webデザイナーになるために必要なスキル

Webデザイナーの仕事は、クライアントが思い描いているWebサイトやサービスを制作できるよう、まずは全体の構成とレイアウトを考え、IllustratorやPhotoshopなどのデザインソフトを活用し、デザインを制作する業務になります。

デザイン制作後のコーディングに関しては、フロントエンドエンジニアが担当するケースが多いですが、会社によってはWebデザイナーが担当することもあります。

コーディングは担当しないにせよ、エンジニアとの密な連携が求められるので、最低限のプログラミング知識をインプットしておく必要があります。

デザインの基本原則

優れたデザインには必ず共通する4つの基本原則があります。Webデザイン初学者の方は、まずはデザインの基礎である４つの基本原則を押さえておきましょう。

デザインの４つの基本原則

Photoshop/Illustrator/XD

『Photoshop』は主に写真や画像の加工、『Illustrator』はロゴやイラストの制作に活用されています。

Webサイト制作におけるバナーやデザインカンプの制作、ポスターやパンフレットの制作においては必須のスキルです。

会社によっては、Webディレクターが制作するワイヤーフレームもWebデザイナーが担当するケースがあり、ワイヤーフレームを制作しやすい『XD』が使えると、上流工程も任せてもらえるので昇給しやすいです。

どのWebデザインスクールでも、PhotoshopとIllustratorの操作方法が学べるカリキュラムになっているので、スクール受講前に事前にソフトを購入しておく必要があります。

スクールの中には、ソフトの購入費用が割引されるケースもあるので必ずチェックしておきましょう。

HTML/CSS

前述の通り、会社によってはデザインの制作だけでなく、コーディングもWebデザイナーが担当するケースがあります。

もしWebデザイナーがコーディングを担当するとなれば、HTMLとCSS、後述するJavaScript/jQueryのスキルが求められます。

Webデザイナーがコーディングスキルを身につけておくことで、仕事の幅が広がり給料が上がりやすいといったメリットがあるので、スクールで必ず学んでおきましょう。

最低でも、エンジニアとスムーズにコミュニケーションが取れるレベルにはなっておきましょう。

JavaScript/jQuery

JavaScript/jQueryは、HTML/CSSだけでは表現が難しいアニメーションやお問い合わせフォームなどを作る場合に必要なスキルです。

実際の現場では、Webデザイナーではなくコーダーが実装するケースが多いので、Webデザイナーは「JavaScript/jQueryを用いてどのようなデザインや機能を実装できのるか」をイメージできる状態になっておきましょう。

レスポンシブデザイン

パソコンやタブレット、スマホなどのデバイスに最適化されたWebページを作るためには、レスポンシブデザインの知識が必要になります。

まずはパソコンで表示されるデザインを作成し、そのデザインを基にタブレット・スマホに最適化されたデザインを作っていくのが一般的です。

レスポンシブサイトは基本的にHTML/CSSの応用系なので、HTML/CSSの基本をおさえておけば問題ありません。

Webデザインスクールを選ぶ3つのポイント

Webデザインスクールを比較検討する際は、以下の3つのポイントを確認しておきましょう。

スクール選びのポイント

理想のキャリアに近づけるか

Webデザインを学ぶ目的は、「Webデザインの知識を今の業務に活かしたい」「Webデザイナーとして転職したい」「フリーランスとして独立したい」など、人によって様々です。

それに伴いスクールのサポート内容も、社内研修に活かせる内容になっていたり、転職支援が充実していたり、フリーランスとして独立するための支援が充実していたりと様々です。

スクールを受講する前に、必ずWebデザインを学ぶ目的を明確にしておき、スクール独自のサポート内容や卒業生の進路を確認しておきましょう。

副業・フリーランスにおすすめ！

カリキュラム内容が適切か

一口にWebデザインといっても、PhotoshopやIllustrator、XDを活用したデザインの制作やコーディングなど業務内容は様々です。

Webデザインスクールの中には、デザインソフトの操作方法しか学べないスクールがあったり、逆にコーディングスキルを身につけることに比重を置いたスクールがあったりと様々です。

もし、コーディングもできるWebデザイナーを目指すなら、PhotoshopやIllustrator、HTML/CSS/JavaScriptをバランス良く学べるWebデザインスクールを選びましょう。

各スクールのカリキュラムに関しては、説明会や個別カウンセリングに参加しないと詳細が分からないので、必ず参加して担当者に確認するようにしましょう。

コーディングが学べるおすすめのスクール

通学型 or オンライン型

Webデザインスクールには、通学とオンライン型の2種類あります。

仕事でなかなか学習時間が確保できない社会人の方や、教室がないエリアに在住の方はオンライン型1択です。

逆に、教室があるエリア（主に東京・大阪）に在住の方で、講師にたくさん質問したい方や、受講生同士で勉強会や作業会がしたい方は通学型がおすすめです。

おすすめのオンラインスクール6選

この章では、Webデザインスクールの中でも、特に知名度や実績があるオンラインスクールを厳選して6社ご紹介します。

オンラインスクールを検討されている方は、「サポート体制がチャット or ビデオ通話 or その両方なのか」「授業内容はすでに録画された動画なのか、それともリアルタイムでの授業（質問可）なのか」の2点を特に確認しておきましょう。

好き嫌いはあると思いますが、個人的には「画面を共有しながら相談できるビデオ通話に対応していて、自分のペースで学習できる動画コンテンツでの授業」がおすすめです。

CodeCamp（デザインマスターコース）

習得スキル Illustrator・Photoshop・HTML/CSS・JavaScript・Bootstrap etc
『CodeCampGATE』は、オンライン型のWebデザインスクールとしては最も人気・実績（受講者数3万名・レッスン満足度96.6%）があるスクールです。

IllustratorやPhotoshopによる写真加工やバナー・ロゴ制作、Webサイトのデザインカンプ制作（レスポンシブ対応）など、現場ですぐに活かせるWebデザインスキルが身につきます。

また、HTML/CSS・JavaScriptもカリキュラムに含まれているので、コーディングスキルを身に付けてキャリアアップしたいWebデザイナーの方にもおすすめです。

CodeCampでは、無料ビデオ通話を活用して講師に画面を共有しながら相談できるので、疑問点はすぐに解消することができます。

チャットのみのサポートだと、「それは自分で調べてみてください」「ググり力もデザイナーに必要なスキルです」と対応しているスクールがあるので注意が必要です。

「未経験からWebデザイン・サイト制作を学びたい方」「在宅・副業・フリーランスなど自由な働き方を目指したい方」「コーディングスキルを習得してWebデザイナーとしての市場価値を上げたい方」におすすめのWebデザインスクールです。

（Webデザインコース）

TechAcademyの『Webデザインコース』は、期間内で4つのWebサイトをリリースするかなり実践的なレッスン内容になっています。

作りながら覚えるを繰り返し、最終的にはオリジナルのWebサイトをゼロから作れるレベルを目指します。

チャットサポートや週2回のマンツーマンメンタリング（ビデオ通話）など、初学者向けのサポート体制が整っている点もTechAcademyの強みです。

価格は業界でもかなりリーズナブルな料金設定で、無料体験を行うとさらに10,000円割引されるほか、体験中に30分のメンタリング実施で500円分のAmazonギフト券もゲットできます。

TechAcademyの口コミ・評判はこちら「TechAcademyの評判は？料金・各コースの口コミを調査！」を参考にしてください。

侍エンジニア塾（Webデザインコース）

侍エンジニア塾の『Webデザインコース』では、Web業界で働く現役のデザイナーやエンジニアから、「現場で使える」にこだわった実践的なスキルを学べます。

Webデザインスキルだけでなく、Webサイト制作に必要な設計からコーディングまで一貫して学べるのも大きな特徴です。

対面/オンライン両方での受講が可能なので、忙しい会社員の方でも自分のライフスタイルに合わせて学習を進めることができます。

完全オリジナルのカリキュラムになっているので、転職したい方やフリーランスになりたい方など、個別最適化された学習プランを提示してもらえます。

テックキャンプデザイナー転職

『テックキャンプ・デザイナー転職』は、最短10週間でWebデザイナーとしての転職を目指すコースになっています。教室とオンラインの両方で学ぶことができ、受講中は講師に質問し放題です。

テックキャンプ・デザイナー転職で習得できるWebデザインスキルは以下の通りです。

転職できなければ受講料を全額返金してくれる数少ないWebデザインスクールなので、未経験から最短でWebデザイナーとして転職を目指している方におすすめです。

ヒューマンアカデミー（Webデザイン講座）

ヒューマンアカデミーが運営する『WEBデザイナー講座』は、「未経験から活躍するWebデザイナーへ！」がコンセプトのWebデザインスクールで、卒業生の転職成功率は90％以上です。

働きながらでも自分のペースで学習できるよう、オンライン完結型のオンラインスタイル、少人数制で講師から直接指導してもらえるクラス担任スタイル、オンラインとリアルを融合したブレンドスタイルの3つのスタイルから選ぶことができます。

『WEBデザイナー講座』では、入学前から就職後まで専任のカウンセラーがしっかりとサポートしてくれます。

また、全国各地に拠点を構えているので、地方在住の方でも気軽に受講できます。

デジハリ（Adobeマスター講座）

『デジハリ（Adobeマスター講座）』を受講すると、AdobeCC学生・教職員版ライセンス1年分を講座付きで39,980円(税込)で利用することができます。普通に購入すれば年額72,336円（税込）するAdobe CCがなんと半額近くで購入できます。

受講期間中は、Webデザインの基礎が学べるオンライン動画教材46時間を1ヶ月間無制限で視聴することが可能です。

授業中に作成した課題は、現場を知り尽くした現役クリエイターが丁寧に添削してくれるので、現場ですぐに通用するデザインスキルを習得できます。

【番外編】Udemy（動画買い切り型）

『Udemy』は、誰でも講師になりコースを作ることができるC2C（Consumer to Consumer）の学習プラットフォームで、世界中で約4万人以上の講師が10万以上のコースを提供しています。※スクールではありません。

Udemyで「Webデザイン」とサイト内検索すると、1万件以上動画コンテンツがヒットするので、コンテンツの内容が気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

Udemyの口コミ・評判はこちら「Udemyの評判は？口コミ・料金を現役SEが徹底調査していく！」を参考にして下さい。

おすすめの通学制スクール4選

この章では、Webデザインスクールの中でも、特に知名度や実績がある通学制スクールを厳選して4社ご紹介します。

デジハリ by LIG（Webデザイナー専攻）

『デジタルハリウッド STUDIO by LIG』は、Web制作会社として有名なLIGと、デジタル教育で圧倒的な実績を誇るデジタルハリウッドがコラボして設立されたWebデザインスクールです。

講師はLIGで働く現役のデザイナーやクリエイターであり、LIGならではのオリジナル講座や、現役クリエイターによる生授業を受けることができます。

受講生は、併設されているコワーキングスペースを無料で利用することができ、受講生同士で作業会や勉強会を実施することができます。個別学習相談会や担任制度があるので、Webデザイン初学者の方でも安心して受講することができます。

転職成功で20万円をキャッシュバックする制度も取り入れており、LIGへの正社員採用も積極的に行っているようです。

KENスクール

『KENスクール』は開校30年を超える老舗のWebスクールです。通学&個別指導型なので、いつでも講師に相談・質問できる環境が整っています。

就職・転職サポートは関東・東海・関西圏で受けることができるため、幅広いエリアで卒業後の進路を確保することができます。

就職・転職サポート（書類添削/面接対策）も受けながら、未経験からWebデザイナーとして転職したい方にKENスクールはおすすめです。

DMM WEBCAMP SKILLS

『DMM WEBCAMP SKILLS』は、受講生の理想のキャリアを実現することに徹底してコミットするスクールです。

Webデザインやプログラミングスキルを最短1ヶ月で身につけることを目標としています。渋谷・新宿・難波に校舎があります。

PhotoshopやIllustratorなどのデザインソフトを学ぶカリキュラムではないので、「コーディングスキルのみを最短で学びたい」と考えている現役のWebデザイナーの方におすすめです。

卒業生は、Webデザイナー or エンジニアとして転職する、副業を始める、独立してフリーランスになるなど様々なキャリアを歩んでいるようです。

DMMの口コミ・評判はこちらDMM WEBCAMPの口コミ・評判は？料金と各コースを検証！」を参考にして下さい。

Winスクール

Winスクールは、東京を中心に全国展開している老舗のWebスクールです。

Webデザインコースに関しては、東京、横浜、名古屋、大阪に教室を構えています。

デザインコース一覧

上記の通り、Winスクールでは学びたい分野に合わせて、それぞれコースが用意されています。

未経験からWebデザイナーとして転職したい方は『デザイン制作実習コース』がオススメです。

このコースでは、PhotoshopやIllustratorをはじめとした、Webデザイナーに必須のスキルを網羅的に学ぶことができます。

SHElikes（女性限定）

『SHElikes』は、Webデザイン・Webマーケティング・ライティングなどPC一つで働けるクリエイティブスキルを幅広く学び、時間や場所に縛られない働き方を実現するための女性限定キャリアスクールです。

Webデザインコースでは、2ヶ月でPhotoshopやHTML/CSS、レスポンシブデザイン、ワイヤーフレーム制作など、Webデザイナーとして即戦力で働けるスキルを身につけることができます。

月に1回のコーチングや講師によるサポートなど絶対に挫折しない仕組みが整っているのもSHElikesの強みの1つです。

SHElikesの口コミ・評判はこちら「SHElikes（シーライクス）の評判は？現役ＳＥが口コミを解説」の記事に口コミ・評判があります。

【番外編】FammWebデザイナースクール（ママ限定）

『Fammwebデザイナースクール』は、「育休期間を生かして産後のキャリアアップに繋げたい！」と考えているママのための短期スクールです。

講義スペースの近くにはシッターさん常駐のキッズスペースを設置しているので、小さいお子さまがいらっしゃる方でも安心して受講できます。

Fammで確かなスキルを身につけた方は、卒業後に仕事を5件まで発注してもらえます。

Fammからの仕事の発注は、『ココナラ』というクラウドソーシングサービス上で行われ、その仕事がそのまま実績としてココナラに反映されます。

ココナラには、Webデザインに関する案件が豊富にあるので、フリーランスのWebデザイナーとして独立したい方にとってはとても嬉しいサービスですね。

以上、Webデザインを学びたい方におすすめのスクールをご紹介しました！

Webデザインを学ぶ目的にもよりますが、未経験からWebデザイナーを目指したいという方は、『CodeCamp』がおすすめです。

主要なWebデザインスクールをまとめてみましたので是非参考にしてみて下さい。