
こんにちは、大企業で現役SEとして働いているアラサーSEのAI(アイ)です。
この記事を読んでいる人は
- 転職して年収を上げたい
- 将来のために何かスキルを身に付けたい
と思ったりするのではないでしょうか?
実際、経済産業省から発表されているデータでは、IT人材の不足は、現状17万人から2030年には約79万人に拡大すると予測されています。
しかし、
- 転職エージェントがたくさんあって選べない
- 転職エージェントを使っても本当に転職できるか不安
など、悩む方も多いと思います。
業界研究とは、自分に向いている業界を見つけるために、業界の種類と特徴を調べていることです。
ここでいう自分に向いている業界とは「自分の強み」を活かし「自分目指す将来」を実現できる業界のこと。
業界研究の目的が単なる「業界の種類と特徴を調べること」にならないように注意しましょう。
業界研究は、あくまでも自分に向いている業界を見つけるための「手段」です。
まずは、自己分析をして、次に業界研究、最後に企業研究の順番で進めていきます。
当記事では、「業界研究のやり方」と「業界研究に必要な情報収集の仕方」を紹介します。
「業界研究」のやり方を解説!
業界研究をしっかり行うと、応募する企業への理解が深まるだけではなく転職の可能性を広げることが出来ます。
業界研究をするときに大切なのは「業界に対する先入観を持たない」ことです。
先入観があると、本当は自分に向いているかもしれない業界を、見逃してしまうおそれがあります。そうならないためには、業界を幅広く調べるのがおすすめです。
さっそく、業界研究のやり方を見ていきましょう。
業界研究の手順1「調べたい業界を選ぶ」
まずは、調べる業界をいくつか選びましょう。
行きたい業界が明確に決まっている人は、その業界だけでもよいですが、できれば5つくらいの業界を選んで調べてみるのがおすすめ。
世の中には170以上もの業界があります。
ここでは、業界を選ぶときのポイントをお伝えします。
業界を選ぶ時のポイント
・その業界で社会に貢献したいと思えるか
・その業界で働いている姿をイメージできるか
業界選びに悩んだら「もし自分に業界を動かす実力と財力があったら、どの業界を動かしたいか」と、考えてみるのもおすすめです。
たとえば、次の様に思うことはないでしょうか。
・売り上げが好調な業界をさらに発展させたい。
・先行が不安な業界アを立て直したい
・日常生活で使っているものを便利にしたい
いろいろな視点から業界選びをすることで、転職の可能性も広がりますよ。
業界研究の手順2「業界研究ノート」に業界の特徴をまとめる
業界を選んだら、次は「業界研究ノート」を作ってその業界の特徴をまとめましょう。
業界研究ノートの作り方
1、ノートを用意する
2、業界ごとにページを分けて特徴をまとめる
3、各業界に対する自分の考えを書く
調べていくうちに別の行系に興味が出てきたら、その業界についても調べましょう。
手順3「自分に向いている業界を選ぶ」
業界研究ノートができたら「働きたい」と思える業界を選びます。
ただし、ここで1つに絞る必要はありません。
「働きたい」と、思える業界は、全ての候補に入れておきましょう。
働きたい業界を選んだら、業界研究は完了です。
業界研究に必要な情報の集め方を解説!効率良く情報収集しよう
この章では業界研究ノートを作成するのに必要な情報収集の仕方を、業界の「種類」「特徴」「最新情報」に分けて目的別に解説します。
まずは、業界研究の情報収集に欠かせないツールを確認しましょう。
業界研究の情報収集に欠かせないツール
・本
・業界専門の雑誌や新聞
・業界団体のHP
・新聞やニュース
・就職・転職情報生徒の業界研究特集
・転職エージェント
業界研究に使える代表的なものは、「本(業界図)と「就職・転職情報サイトの業界研究特集」です。
業界地図は、業界の現状や今後の予測などの情報を載せている本のことです。
毎年複数の出版社が「業界地図」という名称で発行しています。
それでは、それぞれのツールをどのように組み合わせると良いか、目的別に紹介します。
また、転職エージェントについてはこちら「最新!ITに強いおすすめ転職エージェント10社を現役SEが紹介!」を参考にして下さい。
「業界の種類」は就職サイトの業界研究特集ページと業界地図を活用
業界の種類を知りたい時に役立つのは、次の2つ
・「業界地図(本)」
・就職・転職情報サイトの「業界研究特集」
業界の種類を調べる時は、「業界地図」を活用しましょう。
就職・転職情報サイトの「業界研究特集」は、主な業界の種類や特徴を分かりやすくまとめているので、業界選びの参考にしやすいです。
「業界の特徴」は業界地図で調べよう
業界研究ノートに特徴をまとめるときは「業界地図」を使いましょう。
この本があれば、業界研究ノートのほとんどの項目を記入できます。
「業界地図」にはHP等のおすすめの情報源も紹介されているので、業界研究の時間短縮も可能に。
とくにおすすめなのは、東洋経済新報社の「会社四季報 業界地図」です。
「業界の最新情報」は、HP・新聞・ニュース・雑誌で入手
業界に特化した雑誌や新聞(業界誌・専門誌)を利用するのもおすすめです。
業界に特化した雑誌などは効率図書館に置いてあることも。図書館に無ければ、ネットや通販や書店を利用して下さい。
ニュースや新聞を見るときは、話題のトピックがその業界と「どのような関係があるか」「影響を受けるか」などを考えて下さい。
業界の現状を客観的に把握しましょう。
専門家の意見や見解によって理解を深められるというメリットもあります。
また、転職フェアや合同企業説明会などのイベントも情報収集に役立ちます。
はじめにお伝えしたように、転職する際は「自己分析」「業界研究」「企業研究」を順に行う必要があります。
最初に自己分析をしておけば、自分にあった業界や企業の研究が効率良くできるのです。
「企業研究」は、先入観を持たずに視野を広げて!選択の幅を広げよう
世の中には、170を超える業界が存在しています。
そのなかから自分に向いている業界を見つける為に行うのが業界研究です。
「業界地図」や「転職情報サイトの業界研究特集」など、当記事で紹介したように参考にできる資料はたくさんあります。業界研究に役立てて下さいね。
業界研究をするうえで大切なのは、先入観をもたないことです。
あまり関心のない業界でも、調べるうちに「自分に向いているのでは」と、気づくことも。選択の幅を広げるためにも、先入観は捨てましょう。
業界研究は転職活動のスタート段階。
その業界で働いている自分の姿をイメージして、業界研究を進めてください。
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