I・Uターン転職のメリット・デメリットを現役SEが解説していく!

転職エージェント

こんにちは、大企業で現役SEとして働いているアラサーSEのAI(アイ)です。

この記事を読んでいる人は

  • 転職して年収を上げたい
  • 将来のために何かスキルを身に付けたい

と思ったりするのではないでしょうか?

実際、経済産業省から発表されているデータでは、IT人材の不足は、現状17万人から2030年には約79万人に拡大すると予測されています。

しかし、

  • 転職エージェントがたくさんあって選べない
  • 転職エージェントを使っても本当に転職できるか不安

など、悩む方も多いと思います。

転職で生まれ故郷に戻ることを「Uターン」転職といいますが、大都市から小規模都市に移住して転職することは「Iターン」転職と呼ばれています。

また、生まれ故郷から大都市へ移動後、故郷近くの中小規模都市に移り転職することは、「Jターン」転職。

進学のために地元を離れたけど、地元企業に転職しようと考えている人、ずっと大都市で暮らしてきて、「なんだか疲れてしまった」という人は、実は多いのではないでしょうか。

Uターン、Iターン、Jターン転職は、地方で歓迎されることも多く、それぞれメリットがあります。

しかし、意外なデメリットも。

後悔や失敗を防ぐために、まずはそのメリット・デメリットを把握しておきましょう。

転職でおさえておきたい、Iターン、Uターン、そしてJターンとは、本来、人の住む場所が流れる「人口還流現象」を示す言葉。

それぞれのアルファベットには、地図上で人の流れに近い形を当てはめています。

Uターン、Iターン、Jターンに共通するものは、行きつく場所が、大都市ではなく地方ということ。

地方には、過疎化が進んでしまった地域や、地元に学校がなく優秀な人材がどんどん他所に流れてしまう地域も多いです。

そうした若者が、少なくなってしまった地域では、特にUターンやIターンでその土地に移住し、働いたり、子どもを育てたりしてくれる人たちを望んでいます。

Uターン、Iターンでの転職、それぞれの特徴を見ていきましょう。

生まれ育った地元で働こう!Uターン転職

Uターン転職は、進学などで地元から都市部に移り働いていた人が、地元へと戻る形で転職することを指します。

Uターンの転職ポイントは、「生まれ育った地元に帰る」こと。両親や幼なじみの近くで暮らしたい、自然の少ない都市部のなじめない、といった人がUターン転職を選ぶ傾向にあります。

よりよい環境を求めて新天地へ!「Iターン転職」

Iターン転職は、生まれ育った土地で就職したのち、まったく別の地方に移住し転職すること。配偶者の転勤や、転職に伴って、Iターン転職をする人もいます。

都会にはない職種に就きたい人や、まったく別の生活環境で暮らしたい人に多いのがIターン転職です。

結婚や出産など、家族構成が変わったことをきっかけに、より環境の整った場所を求め、Iターンを選ぶ人も少なくありません。

地元から近く、でも目新しい土地へ「Jターン転職」

Jターン転職は、Uターンと同じく、都市部に出て暮らしていた人が、地元の街に近い主要都市などに移住・転職することです。

故郷への便利なアクセスを確保しつつ、仕事の選択の多さや生活の利便性も重視する人が選び、比較的バランスの取れた暮らし方と言えるでしょう。

魅力的だけど以外に難しい?地方で働くメリット・デメリット

都市部で働いていた人がUターンやIターン、Jターンの形で地方に転職することはたくさんの魅力があります。

その一方で、現在住んでいる場所とは異なる土地で働いたり、暮らしたりすることにはデメリットや苦労が伴うことも。

地方で働くことに憧れる人も多いですが、メリットだけではなく、デメリットもあることを理解しておいてください。

希望のワークライフバランスが手に入る!地方移住転職のメリット

地方転職の最大のメリットは、住環境を変えることで、理想のライフワークバランスに、より近づけることができる点です。

Uターン、Iターン、Jターンに共通のメリット

・都市部に比べて家賃や物価が安い

・通勤時間の長さや通勤ラッシュなどから解放される

地方と大都市で比べると、物価や家賃の相場が低いのは、地方ですよね。

それに伴って、年収の相場も低いという事実はありますが、それでも出費が減らせることは大きな魅力です。

直近のワークライフバランスだけでなく、長期的な将来設計を頭に入れて生活を考えなおすことが出来るのも、地方転職の大きな魅力です。

Uターン、Iターンのさらなる魅力

・生まれ育った地域に貢献できる

・子育てや介護などが、家族と助け合える

生まれ育った土地に人が少なくなったり、疲れていったりするのを見るのが悲しいもの。自分が移住することで、地域の活性化が出来ればうれしいことですよね。

若者や子供が増えることによって、雰囲気が明るくなったり、新たな人同士の交流が生まれることも。

ただ、都市部で仕事をしながら地方で転職活動を進めるには、次の3つをクリアしなければなりません。

・求人情報を得るのが難しい

・面接などの際に、交通費や宿泊費がかかる

・面接に出向く時間を融通するのが難しい

住んでいる地域と移住をしようとする地域が離れているほど、また、移住しようとする地域がいわゆる「不便な土地」であるほど、転職活動が大変になります。

そして、「求人数」自体、地方に行くほど少ないのは紛れもない事実。希望の職種が見つかるとは限らないため、納得できる求人がなかなか見つからないことも。

希望の求人が見つかって、選考に進んだとしても、遠方であるほど、面接に行くだけでもかなりのお金や時間がかかります。

そして、都市部から地方に移住すること自体も、デメリットはあります。

まず、地方での生活の利便性は、大都市より確実に劣ることになります。

買い物をするにも、店舗の数や規模に大きな差があるのです。

ずっと、都会に住んでいる人には、当たり前のことも、田舎では普通じゃなくて驚く場面は多いと思います。

交通網が発達していない地域も多いので、車が欠かせないことも。

車の購入費や、税金といった出費がかさむことも大いに考えられます。

地方への転職に便利!地方に根付いた情報サイト

最後に、地方の求人探しに便利な転職サイトや情報サイトを紹介します。

いくつも併用して、選択肢や情報を増やし、よりよい仕事を見つけましょう。

地方求人が探せる転職エージェント

「1人では不安」「相談したい」という人は、アドバイザーがサポートしてくれる転職エージェントを利用することをおすすめします。

地域に根付いたサービスをしている転職エージェントなら、地方企業や採用事情に詳しいので、よりよい転職先が見つかる可能性も高くなります。

転職エージェントについてはこちら「最新!ITに強いおすすめ転職エージェント10社を現役SEが紹介!」を参考にして下さい。

地方の転職に力を入れている転職エージェント

仕事を変えるだけではなく、「生活環境から変えたい」地元や地方への転職を考える人も多いですよね。家族のために、UターンやIターンを選ぶ人も少なくありません。

テレビなどで見る田舎暮らしや地方での生活は、良いところばかりが取り沙汰されているため、憧れも大きくなりますが、しっかりリサーチしないと「こんなはずでは」と、後悔してしまうことも。

いま、当たり前だと思っていることが、できなくなるとストレスがためることも。

Uターン・Iターンは、メリットもデメリットも把握した上で、情報を集めたり、旅行がてら、少し滞在してみたりして、その土地と自分との相性を見極めることも大切です。

求人は地元に根付いた転職サイト・エージェントなどで情報を集め、後悔のないようにしてくださいね。

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